Media & Music Writer Review

田中利彦 / FM長野

yasuさんに初めてお会いしたのはFM長野のスタジオです。Project『Shangri-la』で全国を回っている中で、番組へのゲスト、長野でのライブ、そしてミーティングと3日間連続、全て違う一面を見せていただきました。
ファンとの距離、メンバーとの距離、僕らへの距離。様々な接し方がある中で、すんなりと受け入れてくれる、でもその奥は何処まであるんだろうというミステリアスさを感じずにはいられませんでした。
そして今回出逢ったアルバム(L-エル-)。
お会いした時にシングルの「黒猫~Adult Black Cat~」について「キャバレーみたいな雰囲気にしたかったんだよね」、とお話されていたのが、まさかこんなストーリーに裏付けされたものだなんで想いもよりませんでした。

今回のアルバムはブックレット、しかも比較的長編のストーリーブックがCDとともに掲げられ、その話には犯されるような感覚に陥りました。

敢えて言うならば、最後の1ページがなければどれだけ楽になれたか、です。でも最後の一言に、どこか心が救われた気がします。

聴く人が様々な受け取り方ができる作品も多く、そう語るアーティストも多いですが、明確なメッセージを持って訴える、導いていく、そんな強い意志をAcid Black Cherryからは感じます。
そしてそんなyasuさんにまた惚れなおしました。